運転免許証とは

運転免許証とは、自動車やバイク、原動機付自転車などを運転するために必要な公的な許可証です。日本では、顔写真付きの身分証明書としても利用できます。
運転免許証には、氏名・生年月日・住所、交付日や更新日、有効年月日、個人に割り振られた番号、 大型・中型・普通などの運転できる車両の情報が記載されます。
運転免許証には有効期限があり、有効期限が切れる前に更新手続きを行う必要があります。有効期限が切れた場合は運転免許証が失効し、運転ができなくなります。
運転免許証の区分には、第一種運転免許、第二種運転免許、仮運転免許などがあります。

 

運転免許証は海外でも身分証明書(ID)として使えるか?

上記のように、日本では運転免許証として使えますが、海外でも同じくIDカードのように使えるのでしょうか?

これについては、ケースバイケースです。

これは以下の理由によります。

まず、運転免許証の本来の機能は、自動車等の運転を許可されているかどうかを確認することにあります。

つまり、本来は本人の身分確認のためのカードではない、ということです。

ただ、日本ではマイナンバーカードができる前は、公的な写真付きの身分証明書がなく、免許証を公的な身分証明書として日常的に使ってきていますので、あくまで日本では身分証明書として通用するにすぎません。

一方、外国の場合、国民一人一人にIDカードがあるのが通常です。そのため、運転免許証を身分証明書として用いるのは一般的とはいえません。

そのため、日本の常識に従って免許証がIDカードとして認められないことがあるので、注意が必要です。

近年普及してきたマイナンバーカードは海外のIDカードに近いため、利用範囲は広がりますが、これも使えないことがあるので、提出先に事前確認することが必要です。

運転免許証の翻訳公証・アポスティーユ申請が必要な場合とは?

運転免許証の翻訳公証・アポスティーユ申請が必要な場合には、主に以下のような場合があります。

【具体例】

①香港の生命保険を①香港の生命保険を解約する際の本人確認のためのIDとして、香港の生命保険会社から運転免許証の翻訳公証・アポスティーユ申請が必要といわれた。

②アメリカのファンドを解約する際の本人確認のためのIDとして、米国のファンド会社から運転免許証の翻訳公証・アポスティーユ申請が必要といわれた。

③イギリスの銀行口座を解約する際の本人確認のためのIDとして、イギリスの銀行から運転免許証の翻訳公証・アポスティーユ申請が必要といわれた。

もっとも、原則として国際的に通用するIDはパスポートになるので、あくまでパスポートがどうしても取得できない場合や、パスポートの保管資料として用いられるのが通常です。

 

当事務所のサービス

当事務所では、運転免許証の翻訳公証・アポスティーユ申請の代行を行っておりますので、運転免許証の翻訳公証・アポスティーユ申請でお困りの方は、下記フォームをすべてご記入のうえ、どうぞお気軽にご相談ください。

なお、原文データの添付のないお見積もりや、電話での概算お見積もりはできませんので、ご了承ください。

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